こんにちは黛です。
本記事では、三菱鉛筆さんの”消せるゲルインクボールペン”「ユニボール アールイー」をレビューしました。
消せるボールペンといえばパイロットさんから発売されている「フリクション」が有名ですので、「フリクション」と「ユニボールR:E」との比較もしてみました。
- 消せるゲルインク
- ノック部分と消す部分が一緒
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特長
熱消去性インク
熱消去性インクという60℃以上の熱を加えると無色になるという性質のインクです。
こすることによって生じる摩擦熱でインクを消します。
ロック機構搭載の専用消し具
ノックする部分が専用の消し具になっていて、普段はキャップがかぶさっています。ノックする部分と消す部分が一緒。
ノック部分を下に向けるとペン軸の中でロックがかかってノックできない状態になります。これによって書いた部分をこすることができます。
ラインナップ
ボール径 | 1本価格 | インク色 | ボディカラー |
---|---|---|---|
0.38mm | 180円+税 | 8色 | 3種 |
0.5mm | 180円+税 | 8色 | 10種 |
ディズニー0.38mm | 200円+税 | 1色 | 2種 |
ディズニー0.5mm | 200円+税 | 1色 | 4種 |
ボール径は0.38mmと0.5mmがあり、どちらも1本180円+税と200以下に価格が抑えられています。
0.5mmのオフブラック色には10種類のボディカラーが用意されているので、自分好みの色が見つかるかもしれません。
ディズニーキャラクターとのコラボもラインナップにあります。キャラクターはミッキー、ミニー、ドナルド、デイジーの4種類。
全8色
- オフブラック
- バイオレット
- コバルトブルー
- スカイブルー
- グリーン
- サンオレンジ
- ローズレッド
- チェリーピンク
オフブラック
消せるインク特有の薄いブラック。
バイオレット
インク自体は薄めだが、濃い色の部類なのでしっかり書けている。
コバルトブルー
薄めインクが織りなすキレイなブルー。
スカイブルー
全然ハッキリ書けます。美しい水色。
グリーン
グリーンというほど濃くはない。ちょっとくすんだ緑という感じ。
サンオレンジ
薄めのオレンジ。
ローズレッド
レッドというよりピンクに近い色。ボディカラーとのギャップが一番大きい。
チェリーピンク
フリクションと比較
「ユニボールR:E」と比較したフリクションは、書きやすくなった「フリクションポイントノック04」です。
同じ8色展開でセット売りもしていますので比較しやすいと思いました。
仕様の違い
ノック部分
ノック部分が違います。
ノック | |
---|---|
ユニボールR:E | 消せる部分 |
フリクション | クリップ部分 |
ユニボールR:Eは消せる部分でノックできます。対してフリクションはクリップ部分でノックします。
消し具素材
消せる部分の素材が違います。特に赤系の色が顕著です。
消し部分の素材 | |
---|---|
ユニボールR:E | プラスチックっぽい固め |
フリクション | ゴム製っぽい少し弾力がある |
ユニボールR:Eはプラスチック(?)のようなちょっと固めの素材でキャップが付いています。フリクションは固めのラバーのような素材。
インク色の違い
インクの濃さが明確に違います。
フリクションの方が全体的に濃いです。ユニボールR:Eは色のネーミングからみて薄い色を逆に売りにしていると推測されます。
色は人それぞれ好みがあると思いますが、濃く書けるのはフリクションで間違いないです。
インク色 | ユニボールR:E | フリクション ポイントノック04 |
---|---|---|
バイオレット | ○ | なし |
ブルーブラック | なし | ○ |
比較したラインナップで、ユニボールR:Eにはバイオレットがあってブルーブラックがありませんでした。フリクションはその逆です。
消え具合の違い
消え具合はどちらのペンも大きな差はないと感じました。
気になったところは、ユニボールR:Eの消し部分が固い素材で作られているので、こすった跡がくっきりと残ってしまいました。やりすぎると紙がヨレヨレになってしまいます。
まとめ
消せるボールペンの先駆者「フリクション」と、どう違うのか気になりますよね。私は気になったので比較してみましたが、いかがでしたでしょうか?
ユニボールR:Eは、消すときいちいちキャップを外さないといけないのが面倒くさいと感じます。キャップ付けずに使っても良いかもしれません。
ただ、「ユニボールR:E」のボディはデザインの良さ・カラーバリエーション豊富・ディズニーとのコラボがあるのが魅力的ですし、ユニボールR:Eの方が安価です。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。